お客様の用の椅子を探し続けて1ヶ月。
やっと納得のいく椅子に出会う事が出来ました。
都内の色んな家具屋を巡って、尻がすりきれてなくなってしまうんじゃないかと言う程に色んな椅子に座りまくりました。
座っては、違う。。
座っては、違う。。。
先日ついにうんちと一緒に血が出て、「あ、ついに切れたな」と。
そして先週やっと見つけました。
見た目も可愛くて、座り心地の良い椅子。
その代償は切れ痔でしたが、それでもいい。
どうだっていいじゃんそんな事、なんだっていいじゃんそんな事。
愛されるより愛したい。
いぼ痔になるより切れ痔になりたい。
そう、この椅子に巡り会えた幸せに比べれば切れ痔なんて問題ないんです。
こちらの椅子はベルギーからのアンティークの家具です。
実は私、今回の内装の準備で一つ決めた事があります。
それは、
”自分の行った事のない国の物は買わない”と言うこだわりです。
謎過ぎる。
内装は本当にシンプルで、机と椅子が二つ(私が座る椅子についてはまた後日ブログに書きます)ソファーが一個、それだけのお部屋。
だからこそ一つ一つにストーリーが欲しくて。
ベルギーに行ったのは23歳の時。
ロンドンからユーロスターで3時間もしなかった気がする。
あの椅子のデザインからするとアントワープかな、なんて思います。
素敵な街、大好きなベルギーから来た椅子。
美味しかったベルギーワッフル。
美味しかった地ビール。
食べ物の事しか思い出せない気もしなくもないですが。
写真じゃ解らないと思いますが、背もたれの部分が絶妙なカーブになっていて、身体がすっぽり包まれる感覚なんです。不思議。
お店に遊びに来て頂いた時に、じっくり見て、座ってベルギー感を味わってみて下さい。
そして私が切れ痔になった事も、思い出してくれると嬉しいです。
また、拘りの家具について少しずつ紹介していきます。
おやすみなさい。